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子供の診療

子供用の鼻の吸引器具

「いつになったら治りますか?」

「中耳炎はくせになりますか?」

「ずっと薬を飲んでますが大丈夫ですか?」

などとよく質問されます。小さいお子様の免疫力や鼻・のどの粘膜の働きが未熟なため鼻水や咳が長引くことがあります。そのため、保護者の方は大変心配になります。しかし、ある年齢に達すると急に風邪に引かなくなり病気知らずになることが多いです。
一般的には小学校の低学年までは耳鼻科通いをするお子さんは多いですがそれ以上になりますと極端に少なくなります。
では8歳頃までずっと耳鼻科、小児科通いですか?となりますが、そうではありません。徐々に体は強くなって行きます。一般的な言い方になりますが、いい運動、いい食事、いい睡眠が大切です。

 子供の中耳炎

 中耳炎の原因となる細菌やウィルスは、耳管を通って鼻から入り込むため、かぜやインフルエンザから急性中耳炎を引き起こすこともあります。特に、集団生活をする保育所、幼稚園、学校などでは、鼻やのどからの感染の危険性が高くなりますので、注意する必要があります。
急性中耳炎では、耳の痛みは1日以内になくなることが多いのですが、痛みが消えたからといって、中耳炎が治ったわけではありません。特にお子様の場合、治療が中途半端になると、中耳に水がたまり、難聴となる滲出性中耳炎に知らないうちに移行していることがあります。大人であれば少しでも耳の異常があると症状を自覚しますが、子供の場合、症状を訴える事があまりありません。そのためには鼓膜の状態を診察する必要があります。
お子様が「耳が治ったよ」というだけで治療をやめずに、医師が治ったと診断するまで治療を続けることをお勧めします。

 

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